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2024年02月17日
知っておくと腰痛予防に!骨盤まわりの基礎知識3選!
腰痛を予防するためには,まずは骨盤周りの解剖学を知っておきましょう!
関節名や運動方向,影響する筋肉などを理解して,腰痛予防に役立てましょう!
経験豊富な理学療法士がシンプルにわかりやすく解説します!
1.そもそも骨盤とはなんなのか?
2.骨盤の前傾・後傾とは?
3.骨盤の前傾・後傾に関わる筋肉とは?
1.そもそも骨盤とはなんなのか?
骨盤はじつは総称になります!
いくつかの骨のことを合わせて【骨盤】と呼びます.
腸骨,坐骨,恥骨,仙骨,尾骨の5つの骨の総称が骨盤です.
さらに,腸骨と坐骨と恥骨を【寛骨(寛骨)】と呼びます.
寛骨は股関節部分の受け皿となる部分となります.
よって,腰痛を考える上で股関節も重要な部位になります.
また,良く聞く【仙腸関節(せんちょうかんせつ)】とは,
仙骨と腸骨の部分の関節のことを呼びます.
2.骨盤の前傾・後傾とは?
骨盤の動きは大きく二つに分けられます.
【前傾】と【後傾】です.
骨盤が前側に倒れるのが前傾,
後ろ側にたおれるのが後傾になります.
前傾は,背中に力をいれて殿部を突き出す姿勢,
後傾は,おへそを凹ませて,背中を丸める姿勢にともなう
骨盤の運動になります.
骨盤前傾が強まると→反り腰
骨盤後傾が強まると→猫背
といった姿勢になります.
腰痛の原因となりやすい姿勢です.
3.骨盤の前傾・後傾に関わる筋肉とは?
反り腰になると,背中の筋肉や太ももの前側の筋肉が硬くなります.
これらの筋肉が硬くなると骨盤が前傾しやすいからです.
具体的には,脊柱起立筋や腸腰筋,大腿直筋が硬くなりやすいです.
逆に猫背になると,腹筋や太ももの後ろ側の筋肉が硬くなります.
これらの筋肉が硬くなると骨盤が後傾しやすいからです.
具体的には,腹直筋やハムストリングスが硬くなりやすいです.
腰痛対策でストレッチや体操をする場合は,これらの筋肉に合わせた方法を
選択していく必要がありますね.
豊平区豊平のブーストケアでは,腰痛の方については姿勢を評価し,
硬くなっている筋肉や弱くなっている筋肉を分析します.
その分析によって,アプローチを変えています.
原因を明確にしてから,的確にアプローチができるので,
腰痛を改善しやすく,再発しにくい身体作りが可能となっています.
腰痛が治らない,腰痛を繰り返してしまうなどでお悩みの方は,
一度ブーストケアまでお越しくださいね!
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