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2024年10月21日

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そもそも肩甲骨とは何なのか?どんな機能がある?

 

こんにちは! 札幌市豊平区南平岸の整体・コンディショニング・ボディメイクサロンのブーストケアです!

 

ブーストケアには肩の痛みで通われるお客様も多いです。

そのような方の施術で僕が意識しているのは肩甲骨です。

肩だけでなく、肩甲骨自体にアプローチすることで改善することも多いんですよ!

 

今回は、その肩甲骨についてまとめてみました!

肩甲骨と言ってもあまりピンと来ない人もいるかも知れません。

実際の機能について知ることで、肩こり改善にも繋がりますよ!

 

Scapula Stability - My Family Physio

肩甲骨とは?

 

肩甲骨(けんこうこつ)は、肩周りの運動や安定性に大きく関与する骨のひとつです。体の背面、ちょうど肩のあたりに位置し、腕の動きに合わせて肩甲骨も連動します。肩甲骨は肩こりや痛みの原因となることが多く、その機能や役割を知ることは、健康な体づくりにおいて非常に重要です。

肩甲骨は左右に1つずつあり、鳥の翼のような形状をしています。上部は鎖骨(さこつ)と連結しており、下部は肋骨(ろっこつ)と接していますが、実際には筋肉によってこれらの骨に支えられています。肩甲骨の動きが悪くなると、肩こりや疼痛の原因となることがあり、肩周りの筋肉や関節の動きが制限され、結果的に姿勢の悪化や痛みを引き起こすことが多いです。

 

 

肩甲骨の役割

 

肩甲骨は、以下のような役割を果たしています。

肩甲骨運動の重要性 | Body care HAReRU

 

上肢の安定性を保つ

肩甲骨は、腕(上肢)を動かす際に非常に重要な役割を果たします。上肢の動きを支え、腕を円滑に動かせるように肩甲骨が調整します。肩甲骨が正しく機能しないと、肩や腕の動きが制限され、肩こりや疼痛が生じることがあります。

 

筋肉の付着点としての役割

肩甲骨には、多くの筋肉が付着しています。特に、肩甲挙筋、僧帽筋(そうぼうきん)、大円筋、小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋などが肩甲骨に繋がっており、これらの筋肉が肩の動きや姿勢をサポートしています。肩甲骨周りの筋肉が硬くなったり、緊張したりすると、肩こりや痛みが生じやすくなります。

 

肩関節の運動範囲の拡大

肩甲骨の動きは、肩関節(肩甲上腕関節)の動きと密接に関連しています。肩甲骨が自由に動くことで、肩関節の可動域が広がり、肩や腕をスムーズに動かせるようになります。肩甲骨が硬くなると、腕を上げる、回すといった動作がしづらくなり、肩こりや疼痛の原因になることがあります。

 

肩甲骨の動き

 

肩甲骨は、非常に多彩な動きを持ち、以下のような動きを行います。

 

肩甲骨の動かし方を間違えていませんか?「正しい肩甲骨の動き」はコレ。|安部元隆

 

挙上(きょじょう)と下制(かせい)

挙上は肩甲骨が上に持ち上がる動き、下制は肩甲骨が下に下がる動きです。肩をすくめるときに肩甲骨が挙上し、肩をリラックスさせると肩甲骨が下制されます。この動きがスムーズでないと、首や肩の筋肉に余分な負担がかかり、肩こりの原因になります。

 

内転(ないてん)と外転(がいてん)

肩甲骨が背骨に近づく動きを内転、離れる動きを外転と呼びます。姿勢の悪化によって肩甲骨が外転し過ぎると、背中が丸くなり猫背になりがちです。一方で、肩甲骨が内転し過ぎても緊張が強まり、筋肉が硬直してしまいます。

 

上方回旋(じょうほうかいせん)と下方回旋(かほうかいせん)

腕を上げると肩甲骨が外側に回る「上方回旋」、腕を下げると肩甲骨が内側に回る「下方回旋」といった動きがあります。これらの動きが正常に行われることで、腕の可動域が確保されますが、肩甲骨の可動性が低下すると、肩関節の動きにも制限が生じ、肩の痛みや可動域の減少につながることがあります。

 

肩甲骨と肩こりの関係

 

肩甲骨の動きが悪くなると、肩こりや首の痛みが発生しやすくなります。特に、長時間同じ姿勢を続けることや、デスクワークなどでの前かがみの姿勢が肩甲骨の可動性を低下させ、筋肉の緊張を引き起こす原因となります。肩甲骨周りの筋肉が硬直し、血流が悪くなると、筋肉に必要な酸素や栄養が十分に供給されなくなり、疲労物質がたまりやすくなります。これにより、肩こりや痛みが引き起こされることがあります。

A clear illustration of a person maintaining correct posture to prevent shoulder stiffness. The person is standing straight, with their shoulders relaxed, head held high, and back aligned properly. The arms are hanging naturally at the sides, and the feet are shoulder-width apart. The background is simple and clean, with light colors to keep the focus on the person's posture. This image is intended for a chiropractic blog, emphasizing the importance of posture in preventing shoulder pain.

 

肩甲骨の動きを改善するエクササイズ

 

肩こりや疼痛を軽減するためには、肩甲骨の動きを意識的に改善することが効果的です。ここでは、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、動きを改善する簡単なエクササイズをいくつか紹介します。

 

肩甲骨のストレッチ

両手を頭の後ろで組み、肘を開いて肩甲骨を内転させるように引き寄せます。そのまま深呼吸しながら、ゆっくりと肩甲骨を寄せていきましょう。これにより、肩甲骨の可動域が広がり、肩周りの筋肉がほぐれます。

 

肩甲骨の上下運動

肩をすくめて肩甲骨を挙上させ、その後リラックスして肩を下ろします。この運動を繰り返すことで、肩甲骨周りの筋肉が動き、緊張が緩和されます。

 

肩甲骨の回旋運動

両腕を前に伸ばし、肩甲骨を外側に回旋させるように腕を広げ、その後、腕を内側に回して肩甲骨を内転させます。この動作を繰り返すことで、肩甲骨の柔軟性が向上し、肩周りの疲労が軽減されます。

 

姿勢の改善も重要

 

肩甲骨の健康を保つためには、姿勢の改善も重要です。悪い姿勢を続けると肩甲骨が正しい位置に戻らず、肩こりや痛みが慢性化しやすくなります。以下のポイントに気をつけて、日常生活で肩甲骨の健康を意識しましょう。

 

A side-view illustration comparing good and bad posture while standing. On the left, a person is shown with correct posture: head aligned with the spine, chin slightly tucked, shoulders back, and chest open. On the right, a person is shown with poor posture: head leaning forward, shoulders slouched, and upper back rounded. The two figures are clearly labeled, with simple clean lines and a light background to focus on the differences in neck and shoulder positioning.

 

背筋を伸ばす

長時間デスクワークをする場合でも、こまめに背筋を伸ばし、肩甲骨が正しい位置に戻るように意識します。猫背や前かがみの姿勢は肩甲骨を外転させ、肩こりの原因になります。

 

肩をリラックスさせる

肩に力を入れすぎると、肩甲骨周りの筋肉が緊張しやすくなります。リラックスして肩を自然な位置に保つよう心がけましょう。

 

適度な運動を心がける

肩甲骨の可動性を維持するために、適度な運動やストレッチを取り入れることが大切です。特に肩甲骨周りの筋肉を意識的に動かすことで、肩こりの予防や改善につながります。

 

まとめ

 

肩甲骨は、肩や腕の動き、姿勢、肩こりや疼痛に深く関与する重要な骨です。肩甲骨の動きがスムーズであることは、肩こりや疼痛の予防、改善に大いに役立ちます。日常的に肩甲骨を意識し、ストレッチやエクササイズを取り入れることで、健康な体を維持しやすくなります。肩こりや肩の痛みに悩んでいる方は、肩甲骨のケアを意識的に行い、痛みを軽減していきましょう。

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