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2025年05月02日

腰痛 スポーツの痛み

【第1回】ゴルフで腰を痛める原因とは?スイング動作を理学療法士が解説

 
ゴルフで腰痛の写真

こんな悩みはありませんか?

  • 「せっかくのゴルフなのに、プレー中や翌日に腰が痛くて楽しめない…」
  • 「スコアを伸ばしたいけど、腰痛のせいでフルスイングできない…」
  • 「ゴルフのためにレッスンを受けているのに、体の硬さで思うようにスイングできない…」
  • 「年齢とともにゴルフの飛距離が落ち、無理なスイングで腰を痛めることが増えた…」

こんな悩みを抱えている方は、札幌市内に大変多くいらっしゃいます。特に40代以降の働き盛りの方々が、趣味のゴルフを思う存分楽しめないというのは本当に残念なことです。

私は運動器認定理学療法士として、多くの病院での臨床経験を持ち、現在は札幌市豊平区で整体院「ブーストケア」を運営しています。これまで多くのゴルファーの身体の悩みを見てきた経験から、ゴルフと腰痛の関係について詳しくお伝えしていきます。

ゴルフスイングが腰に与える負担とは?

ゴルフは一見、激しい運動には見えないかもしれません。しかし、スイング動作は腰に非常に大きな負担をかけるスポーツなのです。

ゴルフスイングの特徴と腰への影響

ゴルフスイングの特徴は、短時間で強い回旋(ねじれ)と側屈(横への曲げ)が組み合わさる点にあります。一般的なゴルフスイングでは、腰椎(腰の骨)に約8倍もの体重がかかるというデータもあるほどです。

特に以下のスイングフェーズで腰に大きな負担がかかります:

  1. アドレス(構え): 前傾姿勢による腰への持続的な負担
  2. バックスイング: 上体の大きな回旋による腰椎への捻じれ
  3. ダウンスイング: 急激な方向転換による腰への衝撃
  4. インパクト: ボールに当たる瞬間の強い力が腰に伝わる
  5. フォロースルー: 反対方向への急激な回旋による腰への負担

これらの動きが繰り返されることで、腰部の筋肉や関節、椎間板などに負担がかかり、腰痛を引き起こす原因となります。

ゴルフで腰痛を引き起こす主な3つの原因

私の臨床経験から、ゴルファーの腰痛には主に以下の3つの原因があることがわかっています。

1. 柔軟性の不足

多くのゴルファー、特にデスクワークが中心の40代以降の方に見られる問題です。体が硬いと、スイング中の回旋動作が腰だけに集中してしまい、腰椎に過度な負担がかかります。

本来、ゴルフスイングの回旋動作は、腰だけでなく胸椎(背中の骨)や股関節も大きく使って行うべきものです。しかし、柔軟性が不足していると、腰だけで無理に回転しようとするため、腰を痛める原因となります。

特に問題となる部位:

  • 胸椎の回旋可動域
  • 股関節の内外旋可動域
  • ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の柔軟性

2. 筋力不足

ゴルフスイングを支えるためには、適切な筋力が必要です。特にコアマッスル(体幹の筋肉)の筋力不足は、スイング中の腰への負担を増大させます。

重要な筋肉群:

  • 腹筋群(特に腹横筋)
  • 背筋群
  • 殿筋群(特に中殿筋)
  • 肩甲骨周囲の筋肉

これらの筋肉がしっかりと働くことで、スイング中の腰への負担を分散し、安定したスイングが可能になります。

3. 不適切なフォーム

正しいゴルフフォームは、単にスコアを良くするだけでなく、腰痛予防にも直結します。特に以下のような不適切なフォームは、腰痛の原因となります:

  • 過度な前傾姿勢: アドレス時に腰が丸まっていると、腰椎に持続的な負担がかかります
  • 急激なスイング: 力みすぎたスイングは、腰に瞬間的な強い負担をかけます
  • 体の回転不足: 肩と腰の回転差(Xファクター)を大きくしすぎると、腰に過度な捻じれが生じます
  • 体重移動の不足: 適切な体重移動ができないと、腰だけで力を生み出そうとして負担が増します

自分でできるゴルフ腰痛対策

ゴルフを楽しむために、自宅でもできる対策をいくつかご紹介します。

1. 効果的なストレッチ

毎日5〜10分程度、以下のストレッチを行うことで、ゴルフに必要な柔軟性を高めることができます。

胸椎の回旋ストレッチ:

  1. 横向きに寝て、両膝を軽く曲げる
  2. 上側の腕を大きく開き、胸を開くように上体をひねる
  3. 10秒キープして、左右5回ずつ行う

股関節のストレッチ:

  1. 四つん這いになり、片方の膝を前に出す
  2. 骨盤を前に押し出すように体重をかける
  3. 15秒キープして、左右3回ずつ行う

2. コアマッスル強化エクササイズ

プランク:

  1. うつ伏せの状態から、肘と足のつま先で体を支える
  2. 背中が丸まらないよう注意して、30秒キープする
  3. 徐々に時間を延ばして、最終的に1分を目指す

サイドプランク:

  1. 横向きに寝て、肘で上体を支える
  2. 体が一直線になるように腰を持ち上げる
  3. 左右20秒ずつキープする

3. 正しいフォームを意識する

ゴルフレッスンを受ける際には、飛距離やスコアだけでなく、身体への負担が少ないフォームを意識しましょう。特に以下の点に注意することが重要です:

  • アドレス時の姿勢は、背筋を伸ばし腰を丸めない
  • スイングは急激な動きを避け、スムーズに行う
  • 体全体を使って回転し、腰だけに負担をかけない
  • 適切な体重移動を行い、腰の力だけに頼らない

整体で行うゴルフ腰痛へのアプローチ

自己ケアだけでは改善が難しい場合は、専門家のサポートを受けることも大切です。私が運動器認定理学療法士として行うアプローチをご紹介します。

1. 徹底した身体評価

一般的な整体と異なり、運動器認定理学療法士として、私はまず詳細な身体評価を行います。ゴルフの動作に関わる以下の点を丁寧にチェックします:

  • 脊柱(背骨)の可動性
  • 股関節の可動域
  • 体幹筋群の筋力バランス
  • 肩甲帯の動き
  • ゴルフスイング動作分析

これにより、あなたの腰痛の根本的な原因を特定します。

2. 根拠に基づいた効果的な施術

評価結果に基づき、最も効果的と考えられる手技を選択して施術を行います。単なる対症療法ではなく、原因に直接アプローチするため、効果が実感しやすいのが特徴です。

主な施術法:

  • 筋膜リリース
  • 関節モビライゼーション
  • 神経滑走法
  • 筋力トレーニング指導
  • スイングフォーム改善アドバイス

3. ゴルフパフォーマンス向上のための総合サポート

腰痛の改善だけでなく、ゴルフのパフォーマンス向上も目指します。私自身もトレーニングを行っているため、ゴルフに必要な筋力トレーニングや、希望に応じて食事管理のアドバイスも可能です。

ブーストケアでの施術の特徴

当院「ブーストケア」では、完全予約制の個室で、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を提供しています。

室内の写真
  • 理学療法士としての医学的知識と経験を活かした施術
  • トレーニング設備を完備し、自宅でのセルフケア指導も充実
  • 一回の施術で終わらせるのではなく、継続的なケアプランをご提案
  • Google口コミ90件以上の実績(※多くのゴルファーからご支持いただいています)

まとめ:ゴルフ腰痛は改善できる

ゴルフでの腰痛は、適切なケアと正しい知識があれば、必ず改善の可能性があります。今回ご紹介した原因と対策を参考に、まずは自分でできるケアから始めてみてください。

それでも改善が見られない場合や、より早く確実に改善したい場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。私たちブーストケアでは、あなたのゴルフライフがより快適で充実したものになるようサポートいたします。

まずはお気軽にお問い合わせください。あなたのお身体をブーストさせ、ゴルフのスコアアップと腰痛改善の両方を実現しましょう!


ブーストケア 基本情報

  • 所在地: 札幌市豊平区平岸3条13丁目1-29 ネクステージュ南平岸603号室
  • アクセス: 地下鉄南平岸駅から徒歩3分
  • 電話番号: 090-5843-0861
  • 営業時間: 7:00〜23:00(不定休)
  • 施術者: 運動器認定理学療法士

※次回は「【第2回】ゴルファーに多い腰痛の種類と特徴」についてお伝えします。お楽しみに!


【タグ】ゴルフ,腰痛,理学療法士,札幌市豊平区,整体,スイング改善,スコアアップ

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