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2026年01月12日
札幌の雪道転倒|骨折後のリハビリ経験者が語る予防の重要性|ブーストケア
新しい年を迎え、札幌の冬もいよいよ本番といった寒さが続いていますね。特にここ最近の南平岸周辺は、日中に少し溶けた雪が夕方の冷え込みでツルツルに凍ってしまう、いわゆるブラックアイスバーン状態が多く見られます。歩くたびに足元がキュッと滑る感覚に、ヒヤリとしている方も多いのではないでしょうか。

実は先日、テレビのニュースを見ていて驚いたことがあります。この冬、札幌市内で雪道での転倒によって救急搬送された方の数が、過去最多ペースで増えているというのです。例年以上に路面状況が厳しいことは肌で感じていましたが、実際に数字として過去最高という報道を目にすると、改めて事態の深刻さを痛感します。
ブーストケアには、以前に手術を経験された方や、長年の慢性的な痛みを抱えた方が多く通われています。そうした方々にとって、冬の路面はただ歩きにくい場所というだけでなく、生活を一変させてしまうかもしれない大きなリスクそのものです。今回は理学療法士としての視点から、転倒がもたらす本当の怖さと、それを未然に防ぐために今すぐできる対策についてお話ししていきたいと思います。
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Contents
「たかが転倒」では済まない現実
転んでしまったとき、多くの人は恥ずかしさが先に立ち、すぐに立ち上がろうとします。しかし、打ち身や捻挫だと思っていても、後から激しい痛みに襲われるケースは決して珍しくありません。特に年齢を重ねると骨の強度が変化していることもあり、手をついただけ、尻もちをついただけという些細な衝撃でも、手首や背骨、股関節の骨折につながることがあります。
骨折をしてしまうと、当然ながら治療には長い時間がかかります。ギプスで固定されれば日常生活のあらゆる場面で不自由を強いられますし、場合によっては入院や手術が必要になることもあります。お仕事をお休みしなければならなくなったり、楽しみにしていた趣味や旅行を諦めなければならなくなったりと、転倒という一瞬の出来事が、その後の数ヶ月、あるいは年単位での時間を奪ってしまうのです。ニュースで報じられる搬送者数の数字の裏側には、これだけ多くの生活の変化や苦労があることを、私たちは想像しなければなりません。
理学療法士が見てきた「骨折後」の道のり

私はこれまで病院勤務時代に、雪道での転倒骨折から手術を受け、リハビリに励む患者様を数多く担当してきました。その経験から申し上げますと、骨折からの回復というのは、単に骨がくっつけば終わりという単純なものではありません。手術の傷の痛みに耐えながら、硬くなってしまった関節を動かし、落ちてしまった筋力を取り戻すリハビリは、想像以上に過酷で根気のいる作業です。
特に印象に残っているのは、一度転倒を経験された方の心の変化です。体は回復しても、「また転ぶかもしれない」という恐怖心が消えず、冬の間は外出を極端に控えるようになってしまう方がいらっしゃいます。活動量が減れば体力はさらに落ち、心身ともに弱ってしまうという悪循環に陥ることもあります。だからこそ私は、転んでから治すのではなく、転ばないための体を作ること、つまり予防がいかに重要であるかを、声を大にしてお伝えしたいのです。この冬の記録的な搬送者数の一人にならないために、今この瞬間から意識を変えていく必要があります。
手術経験や痛みがある方こそ、冬の対策が必要です
過去に膝や股関節の手術を受けたことがある方や、腰痛などの慢性痛をお持ちの方は、特に注意が必要です。ご自身の体調を一番よく理解されているのは皆様ご自身かと思いますが、冬の環境は普段以上に体への負担を大きくします。なぜ既往歴がある方にこそ対策が必要なのか、その理由を体の仕組みから紐解いてみましょう。
かばう動作が招く新たなリスク
手術をした場所や痛みがある場所があると、人間は無意識のうちにその部分をかばって動くようになります。例えば、右膝が痛ければ左足にばかり体重をかけて歩いたり、腰をかばって前かがみになったりします。普段の乾いたアスファルトの上であれば、それでも何とかバランスを保てるかもしれません。しかし、一歩ごとに足場が不安定になる雪道では、この偏ったバランスが命取りになります。
均等に体重が乗っていない状態では、ツルッときた瞬間のリカバリーが効きません。かばっている側の脚は踏ん張りがきかず、頼りにしている側の脚も常に過度な負担がかかっているため、とっさの反応が遅れてしまいます。結果として、健康な状態であれば耐えられたはずの小さなスリップが、大きな転倒事故につながってしまうのです。古傷を守ろうとする無意識の動作が、皮肉にも新たな怪我のリスクを高めてしまっている現状があります。
寒さで硬くなった体はとっさの動きに弱い
冬の寒さは、筋肉や血管を収縮させ、体を硬くこわばらせます。皆様も外に出た瞬間、寒さで肩をすくめ、体に力が入ってしまう経験があると思います。この「力が入りっぱなしの状態」は、転倒予防において非常に不利な状態です。柔軟性があれば、万が一滑っても膝を柔らかく使って体勢を立て直したり、転んだとしても衝撃を分散させる受け身のような動きができたりします。
しかし、ガチガチに固まった体はまるで棒のようです。滑った瞬間に体が反応せず、そのままの勢いで地面に叩きつけられてしまいます。手術経験がある箇所は、ただでさえ周囲の組織が硬くなりやすいため、寒さの影響をより強く受けます。血流も悪くなりやすく、痛みが出やすい状態で無理に歩くことで、さらに動きがぎこちなくなるという悪循環も生まれます。だからこそ、冬場はただ歩くだけでなく、体を動ける状態に整えておくコンディショニングが欠かせないのです。
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「転ばない」自信をつけるための医学的アプローチ

では、具体的にどうすれば安心して雪道を歩けるようになるのでしょうか。もちろん、滑りにくい冬靴を選ぶことは基本中の基本ですが、それだけでは不十分です。どんなに良いスタッドレスタイヤを履いていても、運転技術が未熟であれば事故が起きるのと同じで、ご自身の体という乗り物をしっかりとコントロールする技術と機能が必要です。
自分の体の「滑り止め機能」を知る
私たちの体には、本来天然の滑り止め機能が備わっています。それは、足の指の力や体幹のインナーマッスル、そして重心を感じ取るセンサーのような感覚機能です。例えば、靴の中で足の指がしっかりと地面を掴むように働けば、接地面積が増えて安定感が増します。また、お腹の深層にある筋肉がコルセットのように体を支えていれば、手足が滑っても体の中心軸がブレずに持ちこたえることができます。
しかし、これらの機能は使わなければ衰えていきますし、手術後の安静期間などでスイッチが切れた状態になっていることも少なくありません。ブーストケアでは、まず皆様の体が本来持っているはずの、これらの機能を呼び覚ますことから始めます。筋力トレーニングといっても、重いバーベルを持ち上げるようなものではありません。足裏の感覚を研ぎ澄ませたり、呼吸に合わせて体幹を使ったりと、地味ですが雪道を歩く上で本当に必要な能力を丁寧に育てていきます。
ブーストケアだからできる安心の体づくり
一般的なスポーツジムや集団レッスンでは、個々の手術歴や痛みの度合いまで細かく配慮することは難しいのが現状です。「膝が痛いなら無理しないで」と言われても、具体的にどう動けばいいのかわからず、結局運動そのものを諦めてしまったというお話をよく伺います。ブーストケアの最大の特徴は、国家資格である理学療法士がマンツーマンで対応するという点です。

皆様のレントゲン画像や手術の記録が手元になくても、お体の動きや触診を通じて、関節の状態や筋力のバランスを医学的な視点で詳細に分析します。「ここの筋肉が弱っているから滑りやすいんだ」「手術した側の足首が硬いからバランスが悪いんだ」といった原因を突き止め、その解決のために必要な施術と運動をオーダーメイドで組み合わせます。痛みを我慢して頑張るのではなく、痛みのない範囲で最大限の効果が出せるよう、医学的根拠に基づいてサポートいたします。これが、医療機関でのリハビリと一般的なトレーニングジムの間を埋める、私たちならではの役割だと自負しています。
なぜ「理学療法士の整体」は高いのか?札幌の相場事情とブーストケアの挑戦
まとめ:春まで安心して歩ける体を手に入れましょう
雪解けの春までは、まだ数ヶ月あります。この長い期間を「転んだらどうしよう」と怯えながら過ごすのか、それとも「自分の体は大丈夫」という自信を持って過ごすのかでは、生活の質が大きく変わってきます。過去最多ペースで転倒事故が起きている今だからこそ、ご自身の体を守るための具体的なアクションを起こしていただきたいのです。
南平岸駅から徒歩3分という立地のブーストケアなら、雪の日でも比較的スムーズにお越しいただけます。もし今、古傷の痛みや歩行への不安を感じているのであれば、ぜひ一度ご相談ください。まずはカウンセリングでお体の状態をしっかりとお聞きし、あなただけの安全対策プランをご提案させていただきます。安心して外出できる体を取り戻し、北海道の冬を健やかに乗り切りましょう。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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