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2026年01月27日

お知らせ

大雪のストレスで体が痛い?「雪へのうんざり感」が痛みを増幅させる脳のメカニズムと対処法

 

朝、カーテンを開けた瞬間に広がる真っ白な景色。「うわ、また積もってる…」と、思わず深いため息をついてしまった経験はありませんか?

![アメコミ風イラスト:パジャマ姿の女性がカーテンを開け、窓の外の車が埋まるほどの大雪を見て「また積もってる・・・」と絶望している様子。右下に「大雪の朝の絶望」のテロップ。](https://boost-care.com/wp-content/uploads/2026/01/IMG_1570.png

1月も下旬を過ぎると、私たち札幌市民の合言葉は「もう雪いらない」になりがちです。豊平区や南平岸エリアの生活道路も排雪が追いつかず、すれ違いすら困難な状況が続いています。毎日の雪かき、渋滞、遅れる公共交通機関。こうした日々の「うんざり感」が積み重なると、心だけでなく体にも異変が現れることがあります。

実は、「ストレスのせいで余計に痛みを感じやすくなる」というのは、気のせいではなく医学的なメカニズムとして証明されています。今回は、この時期特有の「雪ストレス」が私たちの脳と体に与える影響と、その対処法について理学療法士の視点から解説します。

痛みは「脳」で感じている。「雪が嫌だ」という感情が痛みを呼ぶ理由

私たちが痛みを感じるとき、患部だけで痛みが完結しているわけではありません。痛み信号は神経を通って脳に届き、脳が「痛い!」と認識して初めて痛みとして自覚されます。

このとき、脳には本来、過剰な痛みを感じないように調整する素晴らしい機能が備わっています。これを専門用語で「下行性疼痛抑制系(かこうせいとうつうよくせいけい)」と呼びます。簡単に言えば、脳から分泌される「天然の痛み止め成分」のようなものが、痛みの信号をブロックしてくれているのです。

ストレスが「天然の痛み止め」を枯渇させる

しかし、強いストレスや「嫌だな、辛いな」というネガティブな感情が続くと、この天然の痛み止め機能がうまく働かなくなってしまいます。「今日も雪かきか」「また渋滞で遅刻しそうだ」といったイライラや不安が慢性的になると、脳内のバランスが崩れ、普段なら気にならない程度の些細な刺激でも「激痛」として感じ取ってしまうようになるのです。

特に、古傷が痛む方や、なんとなく体のあちこちが痛いという方は、この機能が低下している可能性があります。冬場に古傷が痛むメカニズムについては、以下の記事でも自律神経の観点から詳しく解説しています。
【札幌】冬に古傷が痛むのはなぜ?理学療法士が教える自律神経と痛みの関係

交感神経がフル稼働?雪道運転と寒さが招く「過緊張」

精神的なストレスだけでなく、物理的な環境も私たちの体を追い詰めています。その代表例が「雪道運転」と「寒さ」です。

運転中の「無意識の力み」が筋肉を酸欠にする

今の時期、南平岸周辺の道路はわだちが深く、対向車とすれ違うだけでも相当な神経を使いますよね。ツルツルの路面でハンドルを握るとき、体は無意識に「戦闘モード」に入っています。これは自律神経で言うと「交感神経」が過剰に興奮している状態です。

雪道運転で緊張し、腰の痛みに耐える男性のアメコミ風イラスト。「滑りそう…」という吹き出し付き。
冬の運転、ヒヤッとする瞬間。「滑りそう…」と緊張しながらの雪道走行は、知らず知らずのうちに腰への負担も大きくなります。レジャー帰りの運転などは特に注意が必要です。

交感神経が優位になりすぎると、血管がキュッと収縮し、全身の血流が悪くなります。すると筋肉に酸素が届きにくくなり、酸欠状態になった筋肉からは「発痛物質」が分泌されます。これが肩こりや腰痛の正体の一つです。雪道運転の後の独特な疲れや筋肉痛のケアについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
スキー翌日の筋肉痛を即効リセット!札幌のパパママへ贈る疲労回復術

レントゲンには写らない「ストレス性の痛み」

整形外科でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われたけれど、やっぱり痛い。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。実は、画像には写らない痛みの多くは、こうした自律神経の乱れや脳の機能不全、そして筋肉のトラブルが複雑に絡み合って起きています。

構造的な問題(骨の変形など)だけが痛みの原因ではありません。このあたりの詳しいお話は、以前の記事で「レントゲンに写らない痛みの正体」としてまとめています。
【保存版】なぜ腰は痛くなる?札幌の理学療法士が教える「レントゲンに写らない痛み」の正体

理学療法士が提案する、脳と体を休める「雪ストレス」リセット法

では、この悪循環を断ち切るにはどうすればよいのでしょうか。脳科学と理学療法の知見を組み合わせた、今日からできるリセット法をご紹介します。

「ため息」は深呼吸の始まり。胸郭を使って自律神経を整える

ため息をつくと「幸せが逃げる」なんて言われますが、医学的には逆です。ため息のような「長く吐く呼吸」は、副交感神経(リラックスする神経)のスイッチを入れる最も手軽な方法です。

![アメコミ風の呼吸法図解イラスト。左コマ:「1. 長く息を吐く」口から「フゥーーーー...」と長く息を吐き出す男性。右コマ:「2. 鼻吸い&胸郭拡大」鼻から息を吸い、肋骨が光って大きく広がる様子を透視図で強調。「胸郭がグッと広がる!」という吹き出し付き。](https://boost-care.com/wp-content/uploads/2026/01/IMG_1571.png

家に帰って一息つくとき、意識的に「ハァ〜ッ」と長く息を吐き出してみてください。そして、その後に鼻からゆっくりと空気を吸い込みます。このとき、胸(胸郭)がしっかりと広がるのを感じましょう。実は、背骨(特に胸の部分)が硬いと深い呼吸ができず、自律神経が整いにくくなります。背骨の柔軟性と呼吸の関係については、以下の記事が役立ちます。
「背中が硬い」は危険信号?30代からの不調を防ぐ『胸椎』の秘密

痛みがあっても「少しだけ動く」が正解な理由

痛いからといって、こたつで丸くなって動かないでいると、脳はますます痛みに敏感になってしまいます。「動くと痛いかもしれない」という恐怖心が、痛みの回路を強化してしまうからです。

安全な室内で、痛みが出ない範囲で軽くストレッチをしたり、家事などの日常動作を行ったりすることは、脳に対して「動いても大丈夫だよ」という安心信号を送ることになります。これが、脳の天然の痛み止め機能を復活させる近道です。

痛みとストレスの悪循環を断ち切るために

雪が溶けるまで、まだもう少し時間がかかります。このストレスフルな時期を乗り切るためには、体のケアはもちろんですが、「脳と心を休める時間」を持つことが何より重要です。

ブーストケアでは、固まった筋肉をほぐす施術だけでなく、理学療法士との会話や、リラックスできる空間作りを通じて、高ぶった神経を鎮めるアプローチも大切にしています。お仕事帰りにふらっと立ち寄れる場所として、ぜひ当院をご利用ください。
仕事帰りに通える!札幌市豊平区で夜遅くまで営業しているおすすめ整体

誰かに「雪道大変だったね」と聞いてもらうだけでも、脳のストレスは軽減されるものです。あなたの心と体の避難所として、ブーストケアはいつでもお待ちしております。

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