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2025年12月12日

腰痛 ギックリ腰 ブログ

【札幌の冬】腰痛対策は「貼る場所」が9割!理学療法士が教えるカイロの正解とNG習慣

 

札幌もいよいよ本格的な冬到来ですね。 毎日の通勤やデスクワーク、そして週末の雪かき……。40代・50代の働き盛りの世代にとって、この季節の寒さは腰痛の大敵です。

「朝、布団から出る時に腰が固まって痛い」 「冬道の運転で緊張して、背中から腰がガチガチ」 「とりあえず腰にカイロを貼っているけど、奥の方のダルさが取れない」

そんなお悩みはありませんか?

実は、ただなんとなく「痛い場所」にカイロを貼るだけでは、長年蓄積された大人の腰痛は解決しません。むしろ、貼り方によっては逆効果になることも。

今回は、札幌市豊平区の整体院「Boost Care(ブーストケア)」の理学療法士である私が、医学的な視点から「本当に効くカイロの貼る場所」と、絶対にやってはいけないNG習慣について解説します。


なぜ、札幌の冬は腰痛が悪化するのか?(40〜60代のカラダ事情)

若い頃は平気だったのに、40代を過ぎてから「寒さ」が急に身体に堪えるようになった……と感じていませんか?

これには明確な理由があります。

  1. 筋肉の「質」の変化 加齢とともに筋肉の水分量が減り、繊維が硬くなりやすくなります。そこに寒さが加わると、血管が収縮し、筋肉への血流がダウン。まるで古くなったゴムのように柔軟性が失われ、少しの動きで腰に負担がかかってしまうのです。
  2. 冬特有の「緊張姿勢」 ツルツル路面の運転や、寒さで肩をすくめる動作。これらは無意識に全身に力を入れさせ、**インナーマッスル(深層筋)**を疲弊させます。
  3. 深部体温の低下 特にデスクワークで座りっぱなしの時間は、下半身の筋肉が動かず熱が作られません。

だからこそ、表面だけでなく「深部の血流」を促すケアが必要なのです。


【理学療法士が厳選】冬の腰痛に効く!カイロを貼るべき「3つの正解」

「どこに貼れば一番効率よく温まるのか?」 解剖学の知識に基づき、太い血管と筋肉の交差点となるベストポジションを3つご紹介します。

第1位:腰の土台「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」周辺

お尻の割れ目の少し上、平らな骨(仙骨)があるエリアです。

  • なぜ効く?: ここは骨盤と背骨をつなぐ重要な関節があり、腰を支える深層の筋肉が集中しています。ここを温めることで、骨盤周りの血流が一気に良くなり、坐骨神経痛のようなお尻〜足にかけての冷えやダルさにも効果的です。
  • 貼り方: 仙骨を挟むように左右に2枚貼ると最強です。

第2位:おへその真裏(背骨エリア)

いわゆる「腰」の位置よりも少し上、おへそのちょうど裏側あたりです。

  • なぜ効く?: 体の中心(体幹)を温めることで、内臓への血流もサポート。全身の熱を作る力を助けます。

第3位:下腹部(おへその下)

お腹側に貼るのも非常に有効です。

  • なぜ効く?: 腹部には太い動脈が走っています。ここを温めると、温かい血液が全身にポンプのように送り出されます。「腰に貼ると熱すぎて汗をかく」という方にもおすすめです。

全身ポカポカ!見落としがちな「3つの首」を温めよう

カイロだけでなく、服装でカバーすべきポイントがあります。それは「3つの首」です。

  1. 首(くび): マフラーやネックウォーマーで保護。脳への血流を安定させ、自律神経を整えます。
  2. 手首(てくび): デスクワーク中、袖口から冷気が入っていませんか?アームウォーマーなどでカバーすると、肩こり軽減にも繋がります。
  3. 足首(あしくび): ここが冷えると、どれだけ腰を温めても効果が半減します。厚手の靴下やレッグウォーマーでガードしましょう。

【要注意】逆に悪化するかも!?カイロのNGな使い方

良かれと思ってやっていることが、実は危険な場合もあります。特に注意していただきたいのが以下の2点です。

1. 就寝時の貼りっぱなし(低温やけど)

寝ている間は身体の感覚が鈍くなります。40代以降は皮膚の感覚も変化してくるため、「熱い」と感じないまま深い火傷(低温やけど)を負ってしまうリスクが高いです。寝る前には必ず剥がしましょう。

2. ぎっくり腰の直後(急性期)

「雪かきでグキッとやった!」そんな直後の激痛がある時は、絶対に温めてはいけません。 急性の痛みは筋肉が「炎症」を起こしている状態です。温めると炎症が広がり、痛みが倍増します。この場合は「冷やす(アイシング)」のが正解です。


まとめ:カイロはあくまで「サポート」。繰り返す痛みは根本解決を

カイロは冬の強い味方ですが、あくまで一時的に血流を良くするサポートアイテムです。

  • 温めると楽になるけど、またすぐ痛くなる
  • 毎年、冬になると腰痛が悪化する
  • マッサージに行っても、その場しのぎにしかならない

もしそう感じているなら、それは冷えだけが原因ではなく、長年のデスクワークや運転で染み付いた「骨格の歪み」「インナーマッスルの機能低下」が根本原因かもしれません。

札幌市豊平区のBoost Care(ブーストケア)では、国家資格を持つ理学療法士が、あなたの身体の癖を見抜き、痛みを繰り返さないための「根本改善」をサポートします。

雪かきシーズン本番を迎える前に、一度自分の身体と向き合ってみませんか?

「ブログを見た」と言っていただければ、スムーズにご案内可能です。 まずはお気軽にご相談ください!


ご予約・お問い合わせ

Boost Care (ブーストケア)

  • 住所:札幌市豊平区平岸3条13丁目1-29 ネクステージュ南平岸603号室
  • アクセス:地下鉄「南平岸駅」徒歩3分
  • 駐車場:近隣の有料パーキングをご利用ください
  • 電話番号:090-5843-0861

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