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2026年02月17日
カーリングやジャンプの着地に学ぶ!膝・腰の衝撃を逃がす「サスペンション」機能の取り戻し方 | 札幌市豊平区ブーストケア
札幌の冬道は「衝撃」との戦いです
連日盛り上がりを見せているミラノ・コルティナ五輪。テレビの前で手に汗握る瞬間が続いていますね。特に北海道民として熱くなるのは、やはりカーリングやスキージャンプではないでしょうか。札幌の大倉山ジャンプ競技場を知る私たちにとって、あの高さから飛んで着地する選手たちの姿は、何度見ても圧巻であり、同時に「膝は大丈夫なのだろうか」と心配になってしまうほどの迫力があります。

さて、画面の中の華麗な世界から、現実の足元へ視線を移してみましょう。2月中旬の札幌、特に豊平区・南平岸の生活道路は、除雪が入った後でも路面が「洗濯板(そろばん道路)」のようにガタガタになっていたり、車によって掘られた深い「わだち」ができていたりと、非常に歩きにくい状態が続いています。日中に少し溶けた雪が夜間に再凍結することで、路面の凹凸はさらに鋭くなり、コンクリートのように硬くなっています。
一歩踏み出すたびに、足の裏から「ドンッ」という突き上げるような衝撃が膝や腰に響く…。そんな辛い思いをしながら通勤・買い物をされている方も多いはずです。なぜ、選手たちはあの巨大な衝撃に耐えられるのに、私たちの体は雪道の段差だけで悲鳴を上げてしまうのでしょうか。その答えは、筋力の差だけではありません。体の中にある「サスペンション機能」が正常に働いているかどうかにあります。今回は、オリンピック選手の動きをヒントに、ガチガチに固まった体を「衝撃を逃がせる体」に変えるための医学的なアプローチをお伝えします。
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Contents
ジャンプ選手はなぜ骨折しないのか?
衝撃を「点」ではなく「面」と「動き」で逃がす

スキージャンプの選手が着地する瞬間、その足にかかる衝撃は体重の何倍、時には10倍近くにもなると言われています。それでも彼らが膝を壊さないのは、着地の瞬間に膝・股関節・足首を柔らかく曲げ、まるで高性能なバネのように衝撃を吸収しているからです。これを医学的には「運動連鎖による衝撃緩衝」と呼びます。
具体的には、着地の瞬間に筋肉がギュッと縮こまるのではなく、ゴムが引き伸ばされながらブレーキをかけるように力を発揮しています。これを「遠心性収縮」と言います。この働きがあるおかげで、骨と骨が直接ぶつかることなく、筋肉がクッションとなって衝撃を受け止めてくれるのです。
もし、選手が膝を棒のように真っ直ぐ伸ばしたまま着地したらどうなるでしょうか。筋肉のクッションが使えず、衝撃が骨にダイレクトに伝わり、間違いなく大怪我をしてしまいます。しかし、今の私たちの雪道歩行は、これに近い状態になっていないでしょうか。「滑るのが怖い」「転びたくない」と思うあまり、全身に力が入り、膝や股関節がロックされた(固まった)状態で歩いてしまっています。
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この「ロックされた状態」で、デコボコの氷の上を歩くということは、車のサスペンション(バネ)が錆びついて動かない状態で、悪路を走るのと同じです。路面からの突き上げがダイレクトに車体(骨格や内臓)に伝わり、腰痛や頭痛、古傷の痛みとして現れてしまうのです。筋肉痛のような痛みではなく、骨の芯に響くような痛みを感じるのは、このサスペンション機能が失われている証拠です。
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カーリング選手の「低い姿勢」と股関節
また、カーリング選手の投球フォームにも注目してみましょう。氷の上で片膝を立て、非常に低い姿勢で安定して滑っていきます。あの動きができるのは、股関節が非常に柔らかく、かつ体幹が安定しているからです。股関節は、体の中で最大の「衝撃吸収装置」です。ここがスムーズに動くことで、上半身の重みを支えつつ、下半身からの衝撃をいなすことができます。
しかし、デスクワークや長時間の運転、そして冬場の運動不足が続くと、この股関節が錆びついて動かなくなります。特に30代以降、手術歴がある方や慢性的な腰痛をお持ちの方は、「痛むのが怖い」という防衛本能から、無意識に股関節を固めて使う癖がついていることが多くあります。その結果、本来なら股関節で吸収すべき衝撃が逃げ場を失い、その上下にある腰(腰椎)や膝関節に全て集中してしまうのです。これを「隣接関節障害」と呼び、痛みのドミノ倒しのような現象が体の中で起きてしまいます。
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あなたの「サスペンション」は生きていますか?
その場ジャンプでチェック!
ご自身の体のサスペンション(衝撃吸収機能)が正常に働いているか、簡単なチェックをしてみましょう。安全な場所で、軽くその場でジャンプをして着地してみてください(痛みがある方や不安な方は、無理をせず、立った状態から勢いよく膝を曲げる屈伸動作だけでも構いません)。
着地の瞬間、「ドスン!」と大きな音がしたり、頭に衝撃が響いたりしませんか?もしそうなら、サスペンションが機能不全を起こしています。本来、機能が正常であれば、着地の音は「トン」と静かで、筋肉がゴムのように伸び縮みして衝撃を消してくれるはずです。「ドスン」という音は、骨と関節が直接ぶつかっている音だと思ってください。この状態で、南平岸のガタガタの雪道を歩けば、関節が悲鳴を上げるのは当然です。1回の衝撃は小さくても、通勤で1000歩歩けば、1000回の「ドスン」が腰や膝に蓄積されていくのです。
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「かばう動作」がサスペンションを錆びつかせる
特に、過去に膝の半月板損傷やヘルニアなどの手術をしたことがある方は要注意です。手術をした場所は、どうしても組織が硬くなりやすく、また「無意識にかばう」ことで関節の動きを制限してしまいがちです。

「かばう=動かさない」と思われがちですが、実は逆効果なこともあります。関節の中には関節液という潤滑油が入っていますが、これは関節が動くことで初めて循環し、軟骨に栄養を届けたり滑りを良くしたりします。動かさないことで関節液の循環が悪くなり、余計に動きが渋くなってしまうのです。痛みを避けるために固めた結果、サスペンション機能を失い、逆に衝撃を強く受けてしまうという悪循環に陥っているケースが、ブーストケアに来院される方でも非常に多く見られます。
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ブーストケアで「柔らかい膝」を取り戻す
筋肉を揉むだけでは治らない理由
サスペンション機能を回復させるためには、単に硬い筋肉を揉みほぐすだけでは不十分です。「着地の瞬間に筋肉をタイミングよく緩める」という神経の働きや、「股関節と足首を連動させる」という運動の再学習が必要だからです。筋肉が柔らかいことと、筋肉を上手に使えることは別物です。
ブーストケアでは、理学療法士がまず徒手療法で関節の「遊び(動きの余裕)」を作ります。これは医学的には「関節包内運動」と呼ばれる微細な動きで、自分では動かせない部分です。錆びついた蝶番に油を差すようなイメージで、まずは関節が動くための環境を整えます。

その上で、小さな段差を使った昇降運動や、バランスディスクを使ったトレーニングを行い、脳に「柔らかい着地」の感覚を思い出させます。「衝撃が来たら、こう膝を使う」というプログラムを脳に書き直していく作業です。これは、アスリートが怪我から復帰する際に行うリハビリテーションと同じ考え方に基づいています。プロのアスリートでなくても、雪国で暮らす私たちには、この「衝撃を逃がす技術」が生活必需品と言えるのではないでしょうか。
春になる前に、体をメンテナンスしよう
南平岸駅から徒歩3分、痛みからの解放へ
雪解けまであと少し。路面状況はこれから春に向けて、日中はグチャグチャ、夜はガタガタという一番変化の激しい時期に入ります。今のうちに硬くなったサスペンションを修理しておかないと、春になって活動量が増えたときに、蓄積したダメージが「ぎっくり腰」や「膝の水腫(水がたまる)」として爆発するかもしれません。
ブーストケアは地下鉄南平岸駅から徒歩3分。皆様の「痛みなく歩きたい」という願いを、医学的な技術でサポートします。「最近、歩くと響くな」「雪道の運転だけで腰が疲れるな」と感じたら、それは体がメンテナンスを求めているサインです。大きな故障になる前に、ぜひ一度ご相談ください。
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