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2026年04月25日

腰痛

【札幌市豊平区】札幌のお花見で古傷が痛む?理学療法士が教える春の体調管理術

 
お花見会場のブルーシートの上で腰に急な痛みを感じ、顔をしかめながら腰を押さえる日本人中年女性のアメコミ風イラスト

札幌にも待望の春が到来。お花見シーズンに潜む体の落とし穴

四月も下旬に差し掛かり、ここ札幌市豊平区の南平岸エリアでもすっかり雪が溶けました。歩道の路面も見えやすくなり、自転車で行き交う方の姿も多く見られるようになってきましたね。平岸高台公園や豊平公園の桜もついに見頃を迎え、ゴールデンウィークのお出かけや、ご家族とのお花見を計画されている方も多いのではないでしょうか。

長い冬を越えて、外で過ごすのが楽しい季節になりました。しかし、この時期特有の気候や環境が、実は慢性的な痛みや手術をした古傷に負担をかけてしまうことが少なくありません。病院に行くほどではないけれど、なんとなく関節が痛む、腰が重いといった不調を感じやすいのが春先の特徴でもあります。

お花見の会場に行くと、日差しは暖かくても風がひんやりと冷たいことが多いです。また、地面に敷いたブルーシートの上に長時間座っていると、立ち上がる時に腰や膝にズキッとした痛みが走った経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回は、理学療法士の視点から、お花見などの春のレジャーを思い切り楽しむための体調管理と、痛みを防ぐための具体的な工夫についてお話ししていきます。

ぽかぽか陽気にご用心。春先の冷えが引き起こす関節の痛み

春の気温変化は、私たちが思っている以上に体に大きなストレスを与えます。日中は暖かいからと薄着でお花見に出かけると、夕方にかけて急激に気温が下がり、体が芯から冷えてしまうことがあります。この温度差が、古傷や慢性的な痛みを呼び起こす引き金になります。

お花見で腰痛や古傷が痛む2つの原因を図解したアメコミ風イラスト。春の冷えによる血管収縮・血流悪化と、ブルーシートでの丸まった座り姿勢による椎間板へのストレス集中を解説している。

なぜ冷えが痛みに繋がるのかというと、人間の体は寒さを感じると熱を逃がさないように血管をギュッと縮める働きがあるからです。これは自律神経のうち、体を緊張させる交感神経が優位になることで起こります。血管が細くなると、筋肉や関節の周りを巡る血流が悪くなり、十分な酸素や栄養が行き渡らなくなります。その結果、筋肉が硬くこわばり、過去に手術をした部分や普段から負担がかかっている腰や膝に痛みを感じやすくなるのです。

春の不調や自律神経の乱れについては、あわせて読みたい▶【札幌・豊平区】春の不調や自律神経の乱れを運動器認定理学療法士が根本改善でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

また、冷たい地面から伝わる冷気も軽視できません。特に公園の土や芝生は、表面が乾いて見えても地中にはまだ冷たい水分が含まれていることが多いです。そこに直接座ることで、お尻や太ももの太い血管が冷やされ、下半身全体の血流が一気に悪化してしまいます。冬に古傷が痛むメカニズムと似ていますが、春は油断して薄着になりやすい分、より注意が必要です。古傷の痛みと自律神経の関係については、あわせて読みたい▶【札幌】冬に古傷が痛むのはなぜ?理学療法士が教える自律神経と痛みの関係|ブーストケアでお話しした内容が今の時期にも当てはまります。

ブルーシートでの長時間の座り姿勢が腰に与える負担

お花見の定番といえば、ブルーシートの上に座ってお弁当を食べたり、おしゃべりを楽しんだりすることですね。しかし、この「地面に直接座る」という姿勢は、腰にとって非常に過酷な環境と言えます。

地面に足を伸ばして座ったり、あぐらをかいたり、横座りをしたりすると、ほとんどの場合、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まってしまいます。人間の背骨は本来、ゆるやかなS字カーブを描くことで上半身の重さや衝撃をバネのように吸収しています。しかし、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まると、この自然なカーブが失われ、腰の骨と骨の間にある椎間板というクッションに体重の圧力が集中してしまいます。

普段、椅子に座っている時や立っている時と比べて、地面に丸まった姿勢で座り続けることは、腰の筋肉や関節に何倍もの負担を強いることになります。その状態で一時間、二時間と過ごせば、筋肉はガチガチに固まり、いざ立ち上がろうとした時に腰が伸びない、痛くて歩けないという事態を引き起こしてしまうのです。腰痛を防ぐためには、股関節周りの柔軟性と安定性が非常に重要になります。股関節とお尻の筋肉の役割については、あわせて読みたい▶【理学療法士解説】お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)の役割と股関節の安定性で詳しく解説しています。

スーパーヒーローをフィーチャーした、中殿筋の役割を説明する2コマの教育的コミックイラスト。上部中央に「中殿筋の役割!」というタイトルがある。左のコマは、都市のスカイラインを背景に、直立したスーパーヒーローと、股関節の解剖断面図で中殿筋と骨盤が示されている。右のコマは、サッカースタジアムを背景に、片脚立ちをしているスーパーヒーローを描き、動きの線と「骨盤を水平に保つ!」という吹き出しテキストがある。

理学療法士がおすすめする、痛みを防ぐお花見の工夫

せっかくのお花見ですから、痛みの不安を気にすることなく満喫したいですよね。ここでは、医学的な根拠に基づいた、お花見中の負担を減らす具体的な工夫をいくつかご紹介します。

お花見での腰痛や古傷の痛みを防ぐ予防・ケア方法を図解したアメコミ風イラスト。左側はストールや手袋で「三つの首」を温め、折りたたみ椅子で骨盤を立てて座る予防法。右側は帰宅後に38〜40度のぬるめのお風呂に入り、股関節のストレッチを行うケア方法を解説している。

まず一つ目は、座り方を一工夫して腰への負担を減らすことです。直接ブルーシートに座るのではなく、厚手の折りたたみクッションや座布団を持参することをおすすめします。お尻の位置が少し高くなるだけで、骨盤を立てやすくなり、背中が丸まるのを防ぐことができます。もし可能であれば、背もたれのある小さなアウトドア用の折りたたみ椅子を用意するのが一番理想的です。また、同じ姿勢をずっと続けるのではなく、こまめに立ち上がって軽く足踏みをしたり、トイレのついでに少し遠くまで歩いたりして、筋肉が固まるのを防ぐよう心がけてみてください。

二つ目の工夫は、首、手首、足首の「三つの首」を温めて全身の血流を保つことです。これらの部位は、皮膚のすぐ近くを太い血管が通っているため、ここを冷たい風にさらしてしまうと、冷えた血液が全身を巡り、体を芯から冷やしてしまいます。逆に言えば、この三つの首をしっかりと守ることで、効率よく全身を温かく保つことができます。日中は暖かくても、ストールやマフラー、手袋、そして足首まで隠れる長めの靴下やレッグウォーマーをバッグに入れておき、少しでも風が冷たいと感じたらすぐに着用するようにしましょう。

お花見の翌日に疲れや痛みを残さないためのアフターケア

お花見を楽しんで帰宅した後は、その日のうちにしっかりと体をケアしてあげることが大切です。冷えと不自然な姿勢で頑張った筋肉を労わってあげることで、翌日以降の慢性痛の悪化を防ぐことができます。

帰宅後のケアとして最も効果的なのが、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって自律神経を整えることです。お湯の温度は少しぬるいと感じる三十八度から四十度くらいが適温です。熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまい、かえって体が休まらなくなってしまいます。ぬるめのお湯に十五分ほど浸かることで、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になり、縮こまっていた血管が広がって血流が改善します。これにより、筋肉に溜まった疲労物質が洗い流され、こわばりが解けていきます。

お風呂上がりには、固まってしまった股関節や背中を優しく伸ばす簡単な運動を取り入れてみましょう。仰向けに寝転がり、両膝を両手で抱えて胸に引き寄せるようにすると、腰から背中にかけての筋肉がじんわりと伸びていきます。また、四つん這いになって背中を丸めたり反らしたりする動きも、背骨の柔軟性を取り戻すのに有効です。胸椎と呼ばれる背中の骨を動かすことは、自律神経のバランスを整える上でも非常に大切です。胸椎の役割については、あわせて読みたい▶「背中が硬い」は危険信号?30代からの不調を防ぐ『胸椎』の秘密を理学療法士が解説もぜひお読みください。決して反動をつけず、深呼吸をしながら気持ち良いと感じる範囲でゆっくりと動かすのがポイントです。

慢性的な痛みや古傷の不安はブーストケアへご相談ください

春は気候も良く、活動的になれる素晴らしい季節です。痛みや古傷への不安からお出かけを諦めてしまうのは、とてももったいないことです。今回ご紹介したような少しの工夫と事前の準備、そして帰宅後の丁寧なケアがあれば、体への負担を最小限に抑えながら春のレジャーを十分に楽しむことができます。

もし、お花見の後に痛みが長引いてしまったり、普段から体を動かすことに不安を感じていたりする場合は、決して一人で悩まずに私たち専門家にご相談ください。札幌市豊平区南平岸のブーストケアでは、国家資格である理学療法士が、皆様お一人おひとりの体の状態や手術の既往歴などをしっかりと確認し、医学的な根拠に基づいた安全な施術と運動サポートを提供しています。

一般的なジムや整体では不安を感じるという方にも、安心して通っていただけるよう、親身なコミュニケーションと丁寧な説明を第一に心がけております。ブーストケアの料金とメニューについてはこちらのページをご覧ください。ご予約やご相談は、こちらのLINEからいつでもお気軽にご連絡ください。あなたの「やりたいこと」を諦めない体づくりを、ブーストケアが全力でサポートいたします。一緒に、笑顔で春を満喫できる健康な体を目指していきましょう。

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