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2026年06月19日

基礎知識 肩こり

サッカーW杯に学ぶ夏の隠れ脱水と肩こり腰痛予防|札幌市豊平区

 

札幌もいよいよ夏本番ですね。現在開催中のサッカーW杯は日本時間で深夜や早朝の放送が多いため、南平岸駅前のイオンで夜食や飲み物を買い込み、テレビの前で熱戦を見守っている方も多いのではないでしょうか。白熱した試合の応援は楽しいものですが、エアコンの効いた涼しい部屋での長時間の座りっぱなしや寝不足が重なるこの時期は、思いがけない体の不調が出やすい季節でもあります。

日本のサムライたちがピッチを駆ける、躍動感あふれるアメコミ風のイラスト

【この記事の結論】
長時間のテレビ観戦と水分不足が重なると、体内の血流が滞り、筋肉を包む「筋膜の癒着」が起きて慢性的な肩こりや腰痛が悪化します。この不調を防ぐ解決策は、サッカー選手が行う「ハイドレーションブレイク」を日常生活にも取り入れ、こまめな水分補給を行うことです。そして、すでに長年の蓄積で癒着してしまった組織に対しては、ただ揉むのではなく、機能解剖学に基づいた専門的な施術で根本から解きほぐすことが重要になります。

サッカーW杯の給水タイムはなぜ重要?プロも恐れる水不足のリスク

激しい運動だけじゃない!観戦中のエアコンと寝不足が招く隠れ脱水

サッカーの試合中、選手たちが一時的にプレーを止めて一斉に水分を補給する「ハイドレーションブレイク」という時間をご覧になったことがあると思います。これは、気温や湿度が高い環境下でプレーする選手たちの命とパフォーマンスを守るために設けられた極めて重要なシステムです。プロのアスリートでさえ、水分が少しでも不足すれば筋肉の痙攣や重大なパフォーマンス低下、そして怪我につながる危険性を持っています。

実はこの水不足のリスクは、ピッチの上で走っている選手たちだけの問題ではありません。涼しい室内でテレビを見ている私たちも、エアコンによる室内の乾燥や、睡眠不足によって自律神経が乱れることで、気づかないうちに体内の水分が失われる「隠れ脱水」に陥りやすいのです。さらに、観戦のお供としてお酒やコーヒーなどを飲んでいると、利尿作用によって飲んだ以上の水分が体の外へ出ていってしまいます。

体の水分が減ると筋肉と血流に何が起きるのか

私たちの体の約60パーセントは水分でできています。この水分が不足すると、血液がドロドロになり、全身の血流が急激に悪化します。血液は筋肉に酸素や栄養を運び、疲労物質を回収するという大切な役割を担っていますが、血流が滞ることで筋肉は酸欠状態になり、徐々に硬く強張っていきます。特に、長時間のW杯観戦で同じ姿勢を続けていると、首や肩、腰の特定の筋肉だけに負担が集中し、強烈な痛みや重だるさを引き起こす原因となってしまうのです。

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あなたの肩こりや腰痛も「水不足」が原因かもしれません

筋膜の癒着を引き起こす水分不足のメカニズム

肩こりや腰痛が慢性化してしまう背景には、「筋膜の癒着」という現象が深く関わっています。筋膜とは、筋肉を包み込んでいる薄いラップのような膜のことです。正常な筋膜は水分をたっぷりと含み、筋肉同士がスムーズに滑り合うようにサポートしています。しかし、体内の水分が不足して隠れ脱水の状態になると、この筋膜から潤いが失われ、隣り合う筋肉や組織とベタッとくっついてしまいます。これが癒着と呼ばれる状態です。

脱水と筋膜の癒着の関係性を説明するまとめイラスト。水分不足によって筋肉を覆う筋膜が潤いを失い、滑りが悪くなって癒着・硬直するメカニズムを視覚的に解説しています。

総合病院でのべ5万人以上の患者様をサポートしてきた私の臨床経験からも、慢性的な痛みを抱えている方の多くが、この筋膜の癒着を起こしている傾向にあります。癒着した状態では、いくらご自身でストレッチをしても筋肉が正しく伸び縮みできず、かえって他の関節に負担をかけて姿勢が崩れ、さらなる痛みを引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。

運動器認定理学療法士が教える!痛みを防ぐ正しい水分の摂り方

この悪循環を断ち切るためには、選手たちのハイドレーションブレイクのように、喉が渇く前に意識して水分を摂ることが大切です。目安としては、コップ1杯程度の常温のお水やノンカフェインの麦茶などを、1時間から2時間おきにこまめに飲むようにしてください。一度に大量の水を飲んでも体に吸収されず排出されてしまうため、少しずつ回数を分けて飲むのがポイントです。観戦中はもちろん、寝る前や起床時にもコップ1杯の水を飲む習慣をつけることで、睡眠中の隠れ脱水を防ぎ、翌朝の体の強張りを和らげることができます。

水分補給で追いつかない慢性痛はブーストケアで根本改善

癒着した筋膜と筋肉を機能解剖学の視点でリリース

こまめな水分補給は不調の予防として非常に有効ですが、すでに何ヶ月も何年もかけて癒着してしまった筋膜や、硬く縮こまってしまった筋肉は、お水を飲むだけでは元の柔らかい状態には戻りません。また、強く揉んだり叩いたりするだけのマッサージでは、表面的な筋肉が一時的に緩むだけで、根本的な癒着は解消されないことがほとんどです。

当院ブーストケアでは、理学療法士のなかでも上位約3.5パーセントしか保有していない「運動器認定理学療法士」の専門知識を活かし、機能解剖学に基づいたアプローチで施術を行っています。どこがどのように癒着しているのかを的確に探し出し、関節の動きや筋肉の連動性を一つひとつ丁寧に整えていくことで、病院のレントゲンでは異常がないと言われた痛みや、手術後の古傷の違和感に対しても、安全かつ効果的にアプローチすることが可能です。

首の施術の写真

痛みを繰り返さない体を作るパーソナルトレーニング

施術で体の癒着を解きほぐし、正しい姿勢を取り戻した後は、その良い状態を維持するための体づくりが不可欠です。ブーストケアでは、整体で体を整えるだけでなく、一人ひとりの体力や痛みの状態に合わせたパーソナルトレーニングも提供しています。一般的なジムでの激しい運動に不安を感じる方でも、医療機関での経験豊富な専門家がマンツーマンで正しい体の使い方を指導するため、痛みの再発を恐れずに安心して取り組んでいただけます。ご自身の体を正しく動かせるようになれば、長時間のW杯観戦でも疲れにくい、痛みを繰り返さない強い体を手に入れることができます。

【FAQ】夏の不調とW杯観戦に関するよくある質問

マッサージをしても肩こりや腰痛が治らないのはなぜですか?

痛い場所だけを強く揉むマッサージは、一時的に血行を良くして心地よさを感じることはできますが、痛みの根本原因である筋膜の癒着や姿勢の崩れを改善することはできません。むしろ、強すぎる刺激は筋肉の繊維を傷つけ、かえって体を硬く守ろうとする防御反応を引き起こすこともあります。痛みを根本から解決するためには、体全体のバランスを評価し、機能解剖学に基づいた繊細な施術で原因となる組織に直接アプローチする必要があります。

寝不足の日に激しいストレッチや運動をしてはいけない理由は?

睡眠不足の時は、自律神経のバランスが乱れ、体が常に緊張した状態になっています。筋肉も硬くこわばり、関節の柔軟性も低下しているため、この状態で無理に激しいストレッチや運動を行うと、筋肉や靭帯を痛める怪我のリスクが非常に高くなります。寝不足を感じる日は、まずはしっかりと水分を補給し、ゆっくり体を休めること。そして、痛みが辛い場合は自己流で動かさず、専門家による優しい施術で体をリセットすることをおすすめします。


この記事の監修・執筆者

小野寺 智亮(おのでら ともあき)

肩の施術
Screenshot

【保有資格】

  • 運動器認定理学療法士(理学療法士の上位約3.5%)
  • 理学療法士(国家資格)

【経歴・アプローチ】
理学療法士として総合病院で20年以上の臨床経験(延べ5万人以上)を持ち、機能解剖学に基づいたアプローチで不調の根本改善へと導くスペシャリスト。
現在は札幌市豊平区にて、整体・コンディショニング・ボディメイクサロン「Boost Care(ブーストケア)」を運営。

【競技者としての実績】
現役のフィジーク選手として、自らもハードなトレーニングとボディメイクを実践している。

  • 2023年 ベストボディ・ジャパン函館大会 準グランプリ
  • 2024年 ベストボディ・ジャパン札幌大会 3位 ほか入賞多数
  • フルマラソン自己ベスト 3時間8分

【施設情報】
Boost Care(ブーストケア)
住所:札幌市豊平区平岸3条13丁目1-29 ネクステージュ南平岸603
アクセス:地下鉄南平岸駅から徒歩3分
駐車場:近隣の有料コインパーキングをご利用ください

▼ ご予約・お問い合わせはこちら(公式LINE)
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